卓球打球点40代の卓球フォーム
本記事の内容は、筆者(松平とら・45歳)個人の体験・見解に基づくものです。卓球の打法には様々なスタイルがあり、効果には個人差があります。
「もっと前で打て」「早い打点でとらえろ」——卓球をやっていると、こんなアドバイスを受けることがあります。
現代卓球では早い打点でボールをとらえる「前で打つ」スタイルが主流です。でも私は思うんです。40代には「後ろで打つ」、つまりためて打つスタイルの方が合っているんじゃないかと。
私自身、早い打点に憧れてミスを連発し、試合で負け続けた時期がありました。その経験から今は「ためて打つ」スタイルに戻り、安定感が格段に上がっています。今日はその話をそのままお伝えします。
「前で打つ」と「後ろで打つ」の違い
⚡ 前で打つ(早い打点)
- ボールの上がり際をとらえる
- 軽い力でスピードが出る
- 相手の時間を奪える
- ミスが増えやすい
- 反応速度・動体視力が必要
- 現代卓球のメインスタイル
🎯 後ろで打つ(ためて打つ)
- ボールを呼び込んでから打つ
- 安定感のあるボールが出せる
- 回転をかけやすい
- 相手が感じる球速は遅くなる
- 体への負担が少ない
- 40代に馴染みやすいスタイル
どちらが優れているという話ではありません。ただ、40代の体と経験値には「後ろで打つ」スタイルの方がフィットすると私は感じています。
早い打点に憧れて、ミスを連発した話
正直に言います。私にも「早い卓球に憧れた時期」がありました。
若い選手がライジングで鋭くドライブを打ち抜くのを見て、「自分もああいう卓球がしたい」と思い、練習で早い打点を意識するようにしました。
早い打点を意識し始めたとたん、ミスが一気に増えました。ボールをしっかり見る前に打とうとするから空振りやネットが増え、試合でも全然勝てなくなりました。フォームも崩れて、得意だったドライブまでおかしくなってしまいました。
その後、高校時代からやっていた「ためて打つ」スタイルに戻したところ、ミスが減り、試合での安定感が戻ってきました。
高校時代に覚えた卓球がしっくりくる——それで全然いいんだと思います。
40代が「前で打つ」のが難しい3つの理由
① 動体視力と反応速度が落ちている
早い打点でボールをとらえるには、速いボールに瞬時に反応する動体視力と反応速度が必要です。20代と比べると、40代はこの部分が明らかに落ちています。無理に早い打点を狙うと、体がついていかずミスにつながります。
② 体で覚えたフォームが「後ろで打つ」前提になっている
高校・大学時代に卓球を覚えた40代の多くは、当時の「ためて打つ」スタイルで体にフォームが染み込んでいます。急に打球点を変えようとすると、長年かけて作ったフォームが崩れます。一度崩れたフォームを立て直すのは、若い頃より時間がかかります。
③ ミスのリスクが試合への参加意欲を下げる
40代の卓球は「楽しむこと」が最大の目的のはずです。ミスが増えると試合が楽しくなくなり、モチベーションが下がります。安定感を保てる「後ろで打つ」スタイルの方が、長く卓球を楽しめます。
早い打点が得意な40代プレーヤーもいますし、状況によって使い分けることが理想です。「無理に早い打点に変えようとしてフォームを崩すくらいなら、得意なスタイルを磨いた方がいい」というのが私の意見です。
「後ろで打つ」スタイルで戦う方法
球速が遅くなる分、どうやって相手を崩すか。これが「後ろで打つ」スタイルで勝つための核心です。
回転で勝負する
私は「ボールが遅かろうが回転でカバー」というスタイルです。しっかりためて打つことで、ボールに強い回転をかけやすくなります。スピードで押せない分、回転の変化で相手を崩します。
早い打点で打つと、インパクトの時間が短くなるため回転をかけにくくなります。ためて打つことでラケットとボールの接触時間が長くなり、より多くの回転をかけられます。
コースと長短で勝負する
ボールをしっかり呼び込んで打てる分、体の向きやスイング方向でコースを打ち分けやすくなります。速さで勝てない分、コースと長短の変化で相手を動かすことに集中しましょう。
相手の強打を逆用する
後ろで打つスタイルは、相手の強打をブロックしやすいという利点もあります。早い打点で無理に打ち返そうとせず、しっかり引き付けて安定したブロックを返すことで、ラリーの主導権を保てます。
フォームが崩れたと感じたら、元に戻す勇気を
早い打点を意識し始めてからミスが増えた、フォームがおかしくなった——そう感じているなら、思い切って元のスタイルに戻してみてください。
私はそうしました。高校時代に覚えた「ためて打つ」フォームに戻したら、すぐに安定感が戻ってきました。
長年かけて体に染み込んだフォームは、あなたの最大の武器です。それを捨てる必要はありません。
この記事のまとめ
- 現代卓球では早い打点(前で打つ)が主流だが、40代には難しい
- 動体視力・反応速度の低下から、無理に早い打点を狙うとミスが増える
- 高校時代に覚えた「ためて打つ」フォームは40代の強み
- 球速が遅い分は、回転・コース・長短の変化でカバーできる
- フォームが崩れたと感じたら、元のスタイルに戻す勇気を持つ
40代の卓球は勝ち負けも大事ですが、長く楽しめることの方がもっと大事です。自分のスタイルを信じて、卓球を楽しんでいきましょう。
※本記事は松平とら個人の体験・見解です。卓球の打法には様々なスタイルがあります。
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